学資保険の一番の特徴は、教育費を計画的に貯蓄することです。
子供の教育費は一人当たり２０００万円必要といわれています。
これだけの大金を急に準備することは、一般家庭では難しいといえます。
子供の教育費の中でも最もお金がかかるといわれているのが、大学入試です。
大学の受験料、入学金、授業料、新生活の準備など多くの費用がかかり、まとまったお金が必要になります。
この時期に比重を置いて貯蓄することができるのが学資保険です。
保険の満期が１７歳から１８歳に設定しているところが多く、必要な時に満期額をしっかり受け取ることがでます。

もう一つの特徴は、契約者に万が一のことがあった時の保障です。
契約者は主な生計者の場合が多く、死亡した場合は将来の教育費を貯蓄するのが難しくなります。
こういった状況になった時に保険料の支払いが免除になり、さらに契約通り満期額を受け取ることができます。
何かあった時、将来の教育費もある程度確保することができます。
しかし学資保険には大きく分けて２種類あるため、目的に応じて加入を検討しなくてはいけません。

まず一つ目は、貯蓄目的です。
学資保険のパンフレットでは必ず返戻率http://www.lifeiscomedy.jp/hennreiritu.htmlが記されています。
この返戻率が１００％以上の場合は、支払総額よりも満期額の方が多く支払われるようになっています。
高いところでは１１０％以上のところもあり、低金利の銀行で貯蓄するよりもお得な場合が多いです。
なので貯蓄目的の人は必ず返戻率が高いものを選択するようにしましょう。

二つ目は保険目的の場合です。
子供のけがや入院の保障も付帯しつつ、貯蓄もしたいという人にお勧めです。
保険の付帯分が保険料で掛け捨てになるため、返戻率が１００％を下回っている場合がほとんどです。
なので元本割れをするということをしっかり理解しておきましょう。
学資保険に貯蓄目的で加入した人が保険型の学資保険を選択してしまうと、損をしてしまうので注意が必要です。
このような基本的なことを知っておくことで、安心して将来の教育費を確保することができます。