ここ最近では、子供に関する支出の中で、多くを占めているのが教育費です。
その背景には、幼児教育の発展によって、習い事に通う家庭が増えています。
また学歴重視の世の中のため、高校卒業後に大学や専門学校に進学する人が増えています。
最も費用がかかる大学受験では、百万円以上の費用がかかってしまいます。
それまでの間でも、塾などの毎月の教育費が増えていくため、将来教育資金をためるのが難しくなっています。

教育資金の中でもこのように、毎月かかる教育資金とまとまった教育資金の２通りがあります。
毎月の教育資金は収入の中でやりくりできれば問題ありません。
しかしまとまった教育資金は生活を維持しながら、急に確保することは難しいです。
そのため長期間にわたって準備する必要があります。

その方法として多くの人が利用しているのが学資保険です。
学資保険では貯蓄型の保険が増えているため、効率よく教育費を確保することができます。
大学入学時に多くお祝い金をもらえるように設定しておくことで、経済的な負担の軽減につながります。
ただし教育費は学資保険だけではまかないきれない場合が多いです。
あくまでもまとまったお金の一部として考え、できる限り多くの教育資金を確保できるようにしておきましょう。

そして学資保険を利用するもう一つのメリットは、万が一の時の備えです。
共働きの家庭が増えている中でも、どちらかが主な生計者になっていて、どちらかの扶養となって働いている家庭が多いです。
そのため収入はあっても、生計者がいるからこそ生活が成り立っています。

もし生計者が不慮の事故や病気などで亡くなってしまった場合、一気に収入源がなくなってしまいます。
毎日の生活を送るのが精いっぱいで、将来の教育費を確保するのが難しくなります。
そんな状況になってしまったときでも、学資保険は解約する必要はありません。
契約者に万が一のことがおきたとき、今後の保険料の支払いが免除になります。
そして契約通のお祝い金をお受け取ることができます。
将来への不安が少しでも解消されると、生活にも少し余裕が生まれてきます。