子供が生まれたとき、多くの家庭で検討されるのが学資保険の加入についてです。
今７割の家庭で加入されているといわれている保険になっています。
保険の内容についてしっかり理解したうえで加入している人はどのぐらいいるのでしょうか。
加入した人の中には、周りのママたちが加入しているから、親から勧められたからなどよく知らないままの人もいます。
学資保険は出産してから加入するものと思っている人も多いでしょう。
しかし中には妊娠中でも加入できる保険もあります。

安定した妊娠状態が確認できれば、出産予定日の１４０日前から学資保険の加入ができます。
出産前に学資保険に加入するメリットは二つあります。

まず一つ目は、出産後の生活が安定するまでに数カ月かかることです。
初めての出産の場合は、生活リズムが出来上がるまでに数カ月かかります。
外出することも大変なので、学資保険の加入の手続きに出向くのも大変です。
慣れない新生児を連れてのおでかけに不安を感じる人もいるでしょう。
お腹の中にいる間は、行動も自分ひとりなので身軽なうちに手続きができます。

また時間もゆっくりとれるので、夫婦で相談しながらじっくりと検討することができます。
将来のための大事なことなので、話し合いの時間が持つことはとても大事です。

二つ目は、毎月の保険料の負担が少ないということです。
学資保険のほとんどは加入時期と支払い期間が設定されています。
なのでいつでも加入できますが、加入が遅くなるほど払込期間が短くなり、毎月の負担額が増えます。
出産前に加入すると、出産後よりも払込期間が数カ月から一年近く早く支払いが始まります。
そのため毎月の負担額が減り、産後に家計の変動があっても影響が少ないです。
解約するリスクも低くなるので、早めの加入がお勧めです。

まだ出産前に加入する人は少ないですが、妊婦さんとわかるぐらいお腹が出てくると銀行から学資保険のお勧めなどを受けることもあります。
将来のことを夫婦で話し合う、いいきっかけにもなるでしょう。